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十勝自然保護協会 活動速報

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2017年11月14日

とかち・市民「環境交流会」2017 の案内

帯広市・帯広市環境保全推進会議主催の とかち・市民「環境交流会」2017 が次の日程で開催されます。
 
日時 11月18日(土) 10:00~15:00
場所 とかちプラザ1階(帯広市西4条南13丁目1)

当会は展示コーナーに「いま、十勝の自然があぶない!」をテーマにパネル出展します。
「自然豊かな」と言われる“十勝の自然”の現状を見ます。
・佐幌岳に生息するエゾナキウサギを追いやる北斜面スキー場開設に係る問題
・反対の声のなか現在は休止状態にあるトムラウシ地熱発電計画
・管内の河川に見られる人工物が原因の破壊状況
・更別ヤチカンバ保護区の現状
・貴重な生物の宝庫である十勝海岸の自然に迫る危機
・「絶滅危惧地形」十勝坊主
・拡大する特定外来生物たち  など。

なお、講演会(11:00~12:00)も必見です。
「環境の変化と身近な昆虫」 岩佐光啓氏(帯広畜産大学名誉教授)

ぜひ、お越しください。  
タグ :環境交流会


Posted by 十勝自然保護協会 at 12:52Comments(0)講演会・学習会 等

2017年10月31日

シンポジウム『十勝海岸の自然を考える ~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~』

シンポジウム『十勝海岸の自然を考える~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~』

 道東海岸線の一角を占める南北に長い十勝海岸は、貴重な自然海岸線と海岸湖沼・湿地が残り、生物多様性保全の面からも重要な位置にある。しかし、その重要性や科学的な調査研究の成果は、広く一般には知られていない現状にある。将来に渡って十勝海岸の貴重な自然を継承していくため、現状と課題を整理しその重要性を広める事を目的に、この地域で様々な分野で調査研究している方々にその貴重さを語っていただき、「いま十勝海岸はどうなっているのか?」「どう保全していくべきなのか?」を多方面から考える場として、シンポジウムを開催する。昨年に引き続く第2回。


日時 2017年12月17日(日) 13:30~16:40(13:00開場)
会場 とかちプラザ視聴覚室(帯広市西4条南13丁目1)
参加費 500円(会員は無料)
申し込み 不要
主催 十勝自然保護協会

第1部:「十勝海岸とは何か」
講師
①園田武氏(東京農業大学:汽水生物学、水産増殖学)
『十勝海岸湖沼群の水生動物の生態』

②千嶋淳氏(道東鳥類研究所:鳥類、海獣類)
『重要野鳥生息地(IBA)としての十勝海岸』

③若原正博氏(植物研究家)、塚田晴朗氏(植物写真家)
『十勝海岸の植物』

第2部:総合討論
総合司会:持田誠氏(浦幌町立博物館学芸員) 
パネラー:上記講師のみなさん

  

Posted by 十勝自然保護協会 at 11:47Comments(0)講演会・学習会 等

2017年07月16日

講演会『自然保護と訴訟の課題 ~サホロ・ナキウサギ裁判控訴審に向けて~』

自然保護と訴訟の課題 ~サホロ・ナキウサギ裁判控訴審に向けて~

日時:2017年8月5日(土)13:30~15:30(13:00開場)
場所:とかちプラザ 研修室307(帯広市西4条南13丁目1)

講師:弁護士 市川守弘氏

 佐幌岳北斜面のスキー場造成により準絶滅危惧種のエゾナキウサギの生息地が失われるため、2013年に十勝自然保護協会と研究者ら2名が、国や道に国有林の使用や開発許可処分の無効確認を札幌地裁に求めましたが、本年5月、退けられ、6月、札幌高裁に控訴しました。一審での自然保護をめぐる論点を整理し、控訴審への課題を提起します。

主催:十勝自然保護協会
参加費:無料
定員:40名  

Posted by 十勝自然保護協会 at 10:56Comments(0)講演会・学習会 等

2017年07月15日

大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望についての回答

 大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民 第629号
平成29年6月19日


十勝自然保護協会
共同代表  安藤 御史 様
        佐藤与志松 様

大樹町長 酒森正人
 

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望について(回答)


 2017年6月6日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答いたします。



 この度ご要望のありました2点について、回答させていただきます。
1 「環境調査報告書(文献調査・環境影響評価計画の立案)」に関して
(1)について
 文献調査は、出版物等であって一般に入手可能な文献等の中から、大樹町に該当する物を対象に収集・整理したものと聞いております。ご指摘をいただきました「十勝海岸に関する重要な論文等」をご教授頂ければ、再整理をするよう指示したいと考えます。
(2)について
 今後、水域での調査を行うにあたっては、抽水植物・沈水植物に十分に留意して調査を行うとともに、水質調査の実施についても検討いたします。
 また、インターステラテクノロジス株式会社(以下、IST社)が実験を行っている射場600m範囲については、可能な範囲で調査を実施したいと考えます。
(3)について
 文献調査で除外しておりました「蘇苔類」についても対象とし、再整理をするようにしたいと考えます。また、今後の現地調査にあたっては、ミズゴケ類の調査についても検討いたします。
(4)について
 浜大樹海岸のカシワ林は長い風雪に耐えた貴重なものと理解をしております。 今後、計画検討を進めるにあたって、カシワ林の伐採については最小限の範囲に留める計画とするとともに、保存について十分に配慮するようにいたします。
(5)について
 IST社には、司令所や関連設備の設置にあたり、「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」に対し、十分に配慮するように指導いたします。
 平成28年度に検討した調査検討項目は、文献や自然条件・社会条件等から絞り込んで選定したものと聞いております。今後、現地調査を実施する際には、「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」についても重要な地形として留意して確認をしていくとともに、事業実施区域周辺で確認されるようであれば、十分に配慮するようにいたします。

2 IST社の指令所等の設備に関して
(1)について
 指令所から射場を見通すための樹木伐採においては、ご要望のようにハンノキ類について最小限に留めるよう配慮のうえ、既に町が実施し完了しております。
(2)について
 射場までのケーブル設置については、湿地内を通ることなく、カシワ林内を経路とする計画と聞いております。
 IST社には、計画に沿って可能な範囲で配慮するように指導しております。

(住民課住民活動係)


  


Posted by 十勝自然保護協会 at 21:07Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年07月15日

大樹町海岸の自然環境の補選に関わる要望書

 大樹町海岸の自然環境の保全に関して、大樹町長に以下の要望書を送付しました。

********************


2017年6月6日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会 共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望


 本年4月25日付で、貴職より送付いただいた「平成28年度 大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響調査の実施業務」として日本工営株式会社札幌支店が行った環境調査報告書(抜粋)とインターステラテクノロジス(以下IST)社のロケット打ち上げに関わる設備の計画書について、5月17日に当会役員が貴町担当職員と面談し説明を受けました。その際、当会の要望を口頭で伝えましたが、改めて書面を提出いたしますので、ご検討いただきたく存じます。ご多忙とは存じますが、6月20日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。

1 「環境調査報告書(文献調査・環境影響評価計画の立案)」に関して
(1)複数の専門家によれば、文献リストには十勝海岸に関する重要な論文等が記載されていないとのことです。文献は今後の調査の基礎にもなりますのでさらに調査収集いただきたく存じます。
(2)大樹町海岸の自然環境の特徴は湖沼群と湿原です。水域の調査に当たってはとくに抽水植物・沈水植物の調査を重視することを要望します。また、水質の調査も合せて行うべきです。とくに多目的航空公園周辺の環境調査については、湿原およびその周辺を十分に行うよう改めて要望します。現在IST 社が実験を行っている少なくとも600m範囲内(発射時の退避域)には貴重種も多く生育していますので十分な調査が必要です。
(3)「文献調査で確認された動植物」には「蘚苔類」がリストから除外されています(4-38 注2)。湿原の状況を把握するにはミズゴケ類の調査を欠かすことはできません。調査項目に加えることが必須であると考えます。
(4)浜大樹海岸の長大なカシワ林は他に類を見ない貴重なものとされます。法律上、滑走路維持のための必要な伐採が既におこなわれたとはいえ、記載にあたっては長大なカシワ海岸林の一部であることを踏まえた十分な配慮がなされるべきです。当該箇所の伐採は連続する生態系の分断になることから最小限の伐採に留めるよう要望します。
(5)航空公園東側のIST社司令所予定地周辺のバンクスマツ南側一帯には寒冷地形の「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」があることが最近、専門家の調査によって明らかになりました。近年、開発などにより極めて限られた地域にしか見られない貴重な地形であり、「4-67 表-4.33 調査検討項目の選定」において「事業実施区域及びその周辺には、重要な地形及び地質は存在しないため、対象としない」との記載は修正されるべきです。北海道では最も南に位置する十勝坊主と考えられ、更なる継続的な調査が必要とされますので、保全に十分な配慮を要望します。

2 IST社の司令所等の設備に関して
 (1)司令所から射場を見通すために一定の範囲内のバンクスマツ等を伐採するとのことでしたが、延長上にある湿原境界域のハンノキ類についての記載が不明確です。視界確保のために計画区域外のハンノキ類を対象にするならば、林床の状態から過度な伐採は避けるべきであり必要最小限の枝払いにすべきです。
 (2)射場までのケーブルの敷設にあたってルートの詳細が計画書にはありません。もし直線であるとすれば湿地内(湿生草原)を通過することになります。湿生草原およびカシワ林に沿う乾生草原には貴重種が少なくありません。ケーブル敷設により、保守点検等のため裸地が生じ、環境への負荷が増大するので、この一帯を避けて敷設すべきです。また、前述した十勝坊主群が司令所東側に存在しますので避けるべきです。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:54Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年04月02日

講演会 十勝海岸の支援を残し伝えていくために

講演会 十勝海岸の自然を残し伝えていくために

講師 持田 誠 氏 (浦幌町立博物館学芸員)

 道東海岸線の一角を担う十勝海岸は、いまなお豊かな自然の残る貴重な自然海岸として知られていますが、近年、さまざまな開発により姿を変えつつあります。十勝海岸の自然が抱える問題点を振り返り、末永く伝えていくための課題を探ります。ぜひ、お誘いあわせのうえ、ご参加ください。

2017年4月9日(日) 13:30~16:30(13:00開場)
とかちブラザ視聴覚室(帯広市西4南13)
申し込み不要 資料代100円
  

Posted by 十勝自然保護協会 at 15:01Comments(0)講演会・学習会 等

2017年03月11日

十勝海岸の自然環境保全について知事からの回答

 2月20日付の「北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問」に対し、北海道知事より以下の回答がありました。

********************

科技第510号
平成2 9年3月8日

十勝自然保護協会 様

北海道知事 高橋 はるみ
(公 印 省 略)

「北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問」について(回答)


 平成2 9年2月2 0日付けで照会いただきました件につきまして、次のとおり回答いたしますので、御理解のほどよろしくお願いします。

<回答>
 照会のありましたイメージ図は、北海道スペースポート研究会事務局がスペースポート構想の検討を進めるため、大樹町内の多目的航空公園に設置されている既存の滑走路を活用することを基本として、その滑走路の位置と安全性等を考慮した一定距離を取り、射場を配置することとして作成したものであると承知しています。
 今後、スペースボート構想の検討が進められるに当たり、道としては、スペースポートの設置者自らが生物多様性の保全が図られるよう、事業活動に努めるものと認識しております。



                      経済部産業振興局科学技術振興室
                      産学官連携グループ
                      TEL: 0 1 1 - 2 0 4 - 5 1 2 7

                      環境生活部環境局生物多様性保全課
                      生物多様性戦略グループ
                      TEL: 0 1 1 - 2 0 4 - 5 9 8 7

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:35Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年03月08日

「環境影響調査」に関わる要望への回答

 2月20日付けの『「環境影響調査」に関わる要望』に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民第180号
平成2 9年2月2 7日

十勝自然保護協会
 共同代表 安 藤 御 史  様
        佐 藤 与志松  様

大樹町長 酒 森 正 人


  「環境影響調査」に関わる要望について(回答)
 2 0 1 7年2月2 0日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答します。



 この度ご要望のありました2点について、回答させていただきます。

1 (1)について
 平成2 8年度の事業完了後、提示いたします。

2 (2)について
 各年度において契約締結後に、お伝えいたします。
 なお、平成2 9年度及び平成3 0年度に実施する現地調査の調査対象範囲につきましては、以前に当町から回答しておりますとおり「多目的航空公園周辺及び十勝海岸湖沼群、当縁湿原の沼沢湿原と低層湿原等」の範囲を調査するものでありますが、その範囲全体を詳細に調査するには、計画している事業規模以上の時間と費用が必要になると考えております。
 このことから、今回の現地調査は、事業条件(施設設置条件、土木関連条件)、自然条件(動物、植物、地形、地質)、社会条件(市街地、保全すべき公共施設など)、法令指定条件などから、数か所のゾーニングを行い、その範囲において調査を実施する予定でおりますが、本調査の結果は当町の貴重な資料となるものと考えておりますので、予算の範囲内で可能な限り、広範囲の現地調査としたいと考えております。

(住民課住民活動係:6-2116)

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:32Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年02月22日

北海道知事に十勝海岸の自然環境保全について質問書

2017年2月20日付で、北海道知事に十勝海岸の自然環境保全について質問書を送付しました。

北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問

当会は、十勝地方の自然を保全し、自然環境の保護育成につとめ、生活と文化向上に貢献することを目的に、さまざまな活動をしています。
 本年1月18日、帯広市において開催された北海道主催「北海道航空宇宙セミナー」において配布されたパンフレットと展示されたパネルに掲載された図(別紙)に関連して質問いたします。
 経済部産業振興局科学技術振興室が編集したパンフレット『国内有数の実験フィールド北海道』の北海道スペースポート研究会の欄にスペースポートのイメージとして日本スペースイメージング作成の図が掲載されています。この図には、既存の大樹町航空公園滑走路以外に何か所かのスペースポートとアクセス道路などが大樹町十勝海岸一帯に描かれています。また、北海道宇宙科学技術創成センターHASTICのイメージ図には、パネルに掲載されたもの以外にも同様なイメージ図がすでに紹介されています(別紙)。
 スペースポートとして構想されたこの一帯には、環境省が「生物多様性の観点から重要度の高い湿地(略称「重要湿地」)」として選定している「十勝海岸湖沼群(当縁湿原および周辺農地,ホロカヤントウ,キモントウ生花苗沼,湧洞沼,長節沼,十勝川河口湿原など)」が存在します。さらにこれにとどまらず、ガンコウランを主体とした風衝草原、希少種の多い海岸草原、長大なカシワ海岸林などのさまざまな植生がこの地域の生物多様性を豊かなものにしています。そして長大な自然海岸は今や貴重なものとなっています。
 提示されたイメージ図には、スペースポートが上記の貴重な自然環境に重なったり、あるいは極めて近接して図示されています。
 北海道スペースポート研究会、北海道宇宙科学技術創成センターには北海道も関与されているとのことから、次の2点について質問いたします。

(1)スペースポートのイメージ位置を決めた根拠は何か。その際、上記の自然環境をどの程度考慮したのか。
(2)上記の自然環境について、北海道として今後どのように保全していく考えか。

ご多忙と存じますが3月9日までに回答いただきたく存じます。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:38Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年02月22日

大樹町長に環境影響調査についての要望書

2017年2月20日付で大樹町長に環境影響調査について要望書を送付しました。
 
「環境影響調査」に関わる要望

 当会は本年1月19日付で貴職に「大樹町海岸とその周辺の自然環境の保全に関わる質問」を提出し、1月26日付で貴職より回答がありました。
 この回答の中で、環境調査は「平成28年度 大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響調査の実施業務」として、日本工営株式会社札幌支店に委託するとされています。
 このことに関して、2月17日に当会役員が貴町担当職員と面談し説明をうかがい、当会の一定の要望を口頭で伝えましたが、改めて書面で要望いたしますので、ご検討いただきたく存じます。

(1)2016(平成28)年度は「文献調査」とのことですが、調査終了後、参考文献等のリストを含めた報告書をご提示いただきたく存じます。
(2)2017、18(平成29、30)年度には、新たに契約された委託先により現地調査が行われるとのことですが、調査区域と内容が決まり次第ご教示ください。なお、当会は貴職の回答に記載されていた「多目的航空公園周辺及び十勝海岸湖沼群、当縁湿原の沼沢湿原と低層湿原等」が調査対象範囲となるべきであると考えておりますことを申し添えます。

 年度末でご多忙とは存じますが、3月9日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:22Comments(0)大樹町航空宇宙開発