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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2018年03月17日

十勝自然保護協会主催 春の講演会のお知らせ

『北海道・十勝の自然と昆虫 ~今、小さな生き物に学ぶ~』
4月8日(日)13:30~15:30(13:00開場)
講師 岩佐光啓氏(帯広畜産大学名誉教授 環境昆虫学・昆虫分類学)
参加費 200円(会員・学生は無料)

『シバレル大地の土饅頭 ~十勝坊主とその仲間~』
4月28日(土)14:00~16:00(13:30開場)
講師 小疇尚(こあぜ たかし)氏(明治大学名誉教授 自然地理学・地形学)
参加費 500円(会員・学生は無料)

どちらも
会場 とかちプラザ視聴覚室(帯広市西4条南13丁目1)
申し込み 不要
問い合わせ 十勝自然保護協会事務局(川内 Tel/Fax 015-572-4012)
  

Posted by 十勝自然保護協会 at 15:37Comments(0)講演会・学習会 等

2018年03月17日

大樹町海外の自然環境の保全に関わる要望についての回答


 大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望書に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民 第169号
平成30年3月9日


十勝自然保護協会
共同代表 安 藤 御 史 様
     佐 藤 与志松 様

大樹町長   酒 森 正 人


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望について(回答)


 2018年2月22日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答いたします。



 この度ご要望のありました3点について、回答させていただきます。
1 「環境調査」に関して
(1)植物調査
 2018年度も継続し、浜大樹地区の植物調査を実施する予定としています。
(2)鳥類調査
 2017年12月に開催された貴協会主催のシンポジウム「十勝海岸の自然を考える~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~」でのご報告を受け、大樹町の臨海部も渡りの中継地として重要な地域であることを認識しております。過去20年でシギ・チドリ類が、減少しているとのご報告もありましたので、渡り時期の調査を実施する予定としています。
 また、夜間に活動するクイナやヨシゴイ等の潜行性の鳥類の把握が出来ていないことが課題として挙げられていましたので、繁殖期の夜間調査を実施する予定としています。
(3)水質調査
 射場の規模や必要な設備等を検討している状況です。射場整備の内容が確定するには、まだ検討を要しますので、方針が決まり周辺の水域への影響が予測される場合には、水質調査の実施を検討していきます。
 なお、臨海部の水質の現況については、生花苗沼等で研究機関が実施した調査結果内容を入手し、把握したいと考えております。

2  IST社の指令所等の設備に関して
(1)について  今後、ハンノキが萌芽した場合の枝打ち等は、必要最小限となるように指導してまいります。
(2)について  敷設したケーブルの一部が湿生草原内を通過していますが、保守点検等で立入ることは少なく、裸地が生じることはないと考えています。今後、ケーブルの再敷設等を行う際には、湿生草原内の関連を考慮するよう指導してまいります。

3  1ST社の次期ロケット発射時期に関して
 報道にありました次期ロケット発射時期について、現時点では確定しておりません。準備作業も含め、実験場周辺では周辺環境に十分な配慮をするよう指導してまいります。

(住民課住民活動係:6-2116)
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 15:27Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2018年03月17日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望

 大樹町長に以下の要望書を送付しました。


********************



2018年2月22日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会 共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望


 十勝海岸は、その湖沼群が環境省の「重要湿地」に選定され、また、海岸草原・カシワ海岸林・自然海岸・水鳥類大規模飛来地などがあることから「北海道自然環境保全指針」において「保全を図るべき自然地域(すぐれた自然地域)」に指定されています。当会は、このような十勝海岸の自然の貴重さを後世に伝えることが重要であるとの立場で広く保全を訴えています。
 当会は、昨年6月6日付で、貴職あてに大樹町海岸の自然環境の保全に関わり、日本工営株式会社札幌支店に委託している「大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響評価の実施業務(以下環境調査)」について、また、インターステラテクノロジズ(以下IST)社のロケット打ち上げに関わる設備について要望書を提出し、同年6月19日付で、貴職より回答をいただきました。
 その後、この件に関わり、当会役員が貴町担当職員と複数回面談し環境調査の進捗状況などの説明を受けるとともに、当会の要望を口頭で伝えているところですが、改めて書面を提出いたしますので、ご検討いただきたく存じます。ご多忙とは存じますが、3月9日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。

1 「環境調査」に関して
 最終年度になる2018年度の調査について、すでに終了した2017年度調査の状況から次の点を要望します。
(1)植物調査
 とくに当縁湿原を有する「浜大樹地区」については、重要種が極めて多く生育するので十全な調査を要望します。
(2)鳥類調査
①当初計画では、ガン・カモ類の調査を、渡り時期に行うことになっていますが、十勝海岸には、シギ・チドリ類も飛来します。この点についても、十全な調査を要望します。
②夜間に活動する湿原性の鳥類重要種についても十全な調査を要望します。 
(3)水質調査
 当初計画では水質調査の実施が明確になっておりません。該当地区の河川・湖沼について水質調査を要望します。

2 IST社の司令所等の設備に関して
(1)司令所から射場を見通すために一定の範囲内で伐採したハンノキ類について
 ハンノキ類が生育する湿原境界域が乾燥していく恐れとそれにともない湿原外の植物、ミヤコザサの繁茂や外来種の侵入が懸念されます。今後、ハンノキが萌芽した場合、必要最小限の枝打ちにすべきです。
(2)射場までのケーブルの敷設にについて
 湿生草原(湿地)の縁、カシワ林に沿う乾生草原にケーブルが敷設されましたが、一部が湿生草原内を通過しています。湿生草原およびカシワ林に沿う乾生草原には貴重種が少なくありません。保守点検等のため裸地が生じ、環境への負荷が増大する懸念があります。当会が敷設前に求めたカシワ林内への移動を要望します。

3 IST社の次期ロケット発射時期に関して
 今春、発射するとの報道がありますが、射場周辺は多数の野鳥の生息地であり、この時期は繁殖期に当たります。とくに湿原周辺に生息する国指定天然記念物タンチョウは抱卵期ないし幼鳥歩行期に相当します。人の接近や騒音に対して敏感になっている時期です。十全な配慮をすべきです。
 
以上
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 15:16Comments(0)大樹町航空宇宙開発