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十勝自然保護協会 活動速報 › アースハンモックの保全 › とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する再々質問書を送付

2021年05月15日

とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する再々質問書を送付

 2021年3月23日付の帯広市教育委員会からの回答について、再々質問書を送付しました。

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2021年5月12日



帯広市教育委員会教育長  池原 佳一 様

十勝自然保護協会共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


帯広市泉町とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する再々質問

 当会は、2021年2月17日付で貴職あてに「帯広市泉町とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する再質問」を提出し、3月23日付で回答(帯教百第137号)を受領いたしました。
 そのなかで、
 「当該案件に関する公開データや同種の北海道指定文化財との関わり等から、市教育委員会としては文化財審議委員会に諮問するには至らない段階と判断をしております」
 とありますが、市文化財指定を要望する当会としてはまだ理解できないところがあります。ついては下記の点についてご説明をお願いいたします。
 ご多忙のところ誠に恐縮ですが、6月3日までにご見解をいただきたくお願いいたします。



(1)「当該案件に関する公開データ」とは何を指すのでしょうか。帯広百年記念館紀要第38号掲載論文「帯広市泉町のアースハンモック(十勝坊主)」のことでしょうか。もしそうであれば、文化財審議委員会に諮問するためにはどのようなデータが不足しているのでしょうか。当会としてはさらに調査を深めるためにご教示いただきたく存じます。

(2)「同種の北海道指定文化財」とは「北海道指定天然記念物 帯広畜産大学農場の十勝坊主」を指すのでしょうか。「…との関わり」とは帯広市に同種の文化財は二つも必要ない、とのことを意味しているのでしょうか。「帯広畜産大学農場の十勝坊主」は指定者が北海道で、管理者が帯広畜産大学であり、帯広市とは全く別の団体ですが、帯広市が文化財に指定することに不都合なことがあるのでしょうか。帯広畜産大学農場の十勝坊主は樹林化が進み形状も損なわれたものが出ております。また十勝坊主の面積と個数は空港敷地には及びません。例えそのような状況であってもこれ以上同種の文化財は不要であると貴職は認識しておられるのかどうか、ご見解をうかがいたく存じます。

以上



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Posted by 十勝自然保護協会 at 10:52│Comments(0)アースハンモックの保全
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