2022年10月、大樹町浜大樹海岸通の海岸側に車両の進入による広範囲の植生破壊が見られました。昨年に引き続くものです。当会は10月26日大樹町住民課住民活動係に下記の申し入れ書を破壊状況の写真と該当地に見られる植物リストを添えて提出しました。これについて住民活動係は該当地に「この周辺は北海道の『保全を図るべき自然地域』に指定された重要な地域です」との警告板を立てました。
********************
大樹町浜大樹海岸通の海岸側に見られる植生破壊について善処の申し入れ
当会は2021年1月19日付で通称浜大樹海岸通の海岸側において植生破壊が見られる除雪が行われていたことで貴職に書面で連絡し、警告の看板を立てるなどの処置をいただきました。
しかしながら、その後もこの場所では車両の進入による破壊が見られ、本年10月16日に当該地を訪れた時には、新しいタイヤ痕・キャタピラ痕が広く見られ、植生が剥がされたような状態になっておりました。10月初めには見られなかったとの情報もありますので、最近の出来事と思われます。このままでは当該地全域が裸地状態になってしまう恐れがあります。
当該地は、北海道の「保全を図るべき自然地域」の「すぐれた自然地域 19 十勝海岸」に該当する海岸草原の一部です。浜大樹海岸段丘草原には多数の植物種が生育し、重要種やこの場所を特徴づけるガンコウランも分布しています。
直接お伺いして説明させていただくのがよろしいかと思いますが、とりあえずは写真や資料などを添えてお伝えいたします。
10月21日に北海道十勝総合振興局保健環境部環境生活課自然環境係にも同趣旨を伝えております。
ご多忙とは存じますが、調査の上、善処されたく存じます。
以上