北海道自然保護連合が2024年12月22日付で北海道に送付した要望書に対し、以下の回答がありました。
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道 路 第 4 6 1 号
令和7年(2025年)1月 27日
北海道自然保護連合
共同代表 安藤 御史 様
菊地 宏治 様
西畑 智光 様
北海道知事 鈴木 直道
(公印省略)
道道モアショロ原野螺湾足寄停車場線の整備計画に関する要望(回答)
平素より、北海道の建設行政について、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
2024年 12月 2 2日付けで要望のありましたこのことについて、次のとおり回答します。
記
1 当該道路は「雌阿寒岳火山防災計画」において避難道路に位置付けられていますが、現道は砂利道で幅員が狭く、急カーブ、急勾配の箇所が多数存在するなどの課題を抱えています。避難体制については、今後も雌阿寒岳火山防災協議会にて関係機関と必要な協議を行ってまいりますが、火山活動は一足飛びに急速に高まることもあり、噴火警戒レベルが順を追って一段ずつ上昇するとは限らないため、円滑な避難のためには、当該道路の整備が必要と考えています。
2 当該道路の整備計画については、環境省と協議してまいります。
3 当該道路の整備にあたっては、環境への配慮が必要であることから、引き続き動植物の専門家などで構成するワークショップにおいて意見を伺いながら、周辺自然環境への影響や必要となる保全措置などについて検討を進めてまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
(連絡先 建設部土木局道路課道路計画係)