『北海道管理河川の川づくりワーキングについての申し入れ』の回答について」に対する質問

十勝自然保護協会

2015年10月25日 10:39

 帯広建設管理部からの回答に対し、以下の質問書を送付しました。

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2015年10月22日


十勝総合振興局 帯広建設管理部長 様

十勝自然保護協会
 共同代表 安藤 御史
     佐藤与志松


2015年10月16日付「『北海道管理河川の川づくりワーキングについての申し入れ』の回答について」に対する質問

1.当会は10月9日付「『北海道管理河川の川づくりワーキング』についての申入れ」において、「ゼロから意見交換を始める帯広川・伏古別川と当会との話し合いを重ねてきた渋山川・居辺川を一緒くたに議論するのではなく、帯広川・伏古川と渋山川・居辺川を別々の会議で議論するよう」申し入れましたが、貴職はこれに応えておりません。きちんと回答いただきたい。
2.貴職は10月16日付回答に「事業の目的や効果、影響について関係する30数団体に不均衡が極力生じないように実施するにあたっては事業説明と意見交換を一同に会して行うことが妥当との考えから今回の案内としています。(原文のママ)」と書いています。
(1)貴職は毎年度「治水事業概要書」を送付し、不明な点があれば個別に対応することを方針としてきました。つまり30数団体は治水事業概要書を見たうえで、説明を求めるあるいは意見を述べるといった対応をするかしないか自主的に決定してきたわけです。そのような経緯を無視し、「30数団体に不均衡が極力生じないよう…一同に会して行うことが妥当」として、会合への参加を求めるのは、市民団体に対する行政の干渉ではないでしょうか。このことについて説明いただきたい。
(2)「30数団体に不均衡が極力生じないように」と書いていますが、貴職が懸念している「不均衡」なるものが何を指しているのか説明いただきたい。

 以上について、ご多忙とは存じますが、11月5日までにご回答をいただきたくお願いいたします。

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