3月29日付の「3月21日付環境省回答に関わる質問」に対し、環境省から以下の回答がありました。14項目の質問をしていますが、個々の質問には回答していません。
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令和6年4月22日
北海道自然保護連合
共同代表 安藤御史 様
菊地宏冶 様
西畑智光 様
環境省自然環境局
国立公園課
「3月21日付環境省回答に関わる質問」について(回答)
平素より、自然環境行政に御理解と御協力を賜り、御礼申し上げます。
令和6年3月29日付けで送付のあった表題の件につきまして、下記のとおり回答いたします。
御確認の程、よろしくお願いいたします。
担当:環境省自然環境局国立公園課
電話:03-5521-8279
Email:shizen-kouen@env.go.jp
(回答)
新しい国立公園の指定に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。多くの御質問をいただいておりますが、以下まとめて当方の考えを回答させていただきます。
新国立公園は、日高地方及び十勝地方双方の関係市町村の協力があり、国定公園の2倍以上の面積となる広大な原生地域を包含する我が国の陸域最大の国立公園となります。
国立公園の管理には、地域との協働が求められており、この広大な面積の新国立公園の自然環境を将来にわたって保全し、提供していくにあたり、関係市町村との連携は必須と考えます。
環境省としては、この度の新国立公園の指定にあたり、日高側・十勝側双方の地域住民にとって、日高山脈を中心とした新国立公園の素晴らしい風景がより身近になり、その価値を改めて認識する機会となり、かけがえのない財産を次世代へ引継いでいく意識が一層高まることを期待し、新国立公園に指定される区域に関係する全13市町村長の名前が列記された上で要望のあった名称案を審議会に提示したものです。
また、指定後の国立公園の管理においては、市町村だけでなく、地域の多様な主体との協働が重要であると認識しております。今後も御理解・御協力をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。