農高カシワ林林縁部伐採に関わる質問

十勝自然保護協会

2016年06月14日 20:57

 帯広市に対し5月26日付けで、学園通整備に伴う農高カシワ林林縁部伐採に関わる質問書を送付しました。

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2016年5月26日


帯広市長
米沢 則寿 様

十勝自然保護協会
共同代表  安藤 御史
      佐藤与志松
 
学園通整備に伴う農高カシワ林林縁部伐採に関わる質問


 学園通整備に伴う農高カシワ林林縁部伐採の事前調査が2015(平成27)年度に行われ、本年2月19日に調査報告会がありました。席上、2016(平成28)年度には工法検討を行う旨の計画が提示されました。
 つきましては、2016年度の事業に関わり、下記の質問をいたします。
 ご多忙とは存じますが、6月9日までにご回答いただきますようお願いいたします。



1 2016年度の事業についてご説明ください。すでに実施が始まっているものについてはその旨ご記載ください。また、2017年度以降の予定もご説明ください。
2 当会の本年1月21日付質問に対する回答や2月の調査報告会では、工法案など一定の方向性が出たときに環境団体への説明を行うとの表明がありましたが、およその時期を教えてください。
3 2015年度に行われた事前調査の結果が、今後の事後調査にどのように活かされるのかご説明ください。
4 当会は、事前事後調査を要望するなかで、2015年1月の「意見交換会(第2回)」や同年6月の「現地視察会」などにおいて、伐採によって根圏を含め影響を受ける樹木についての個別の事前事後調査も求めてきました。それに対し「根圏に関わる立木調査は、工法検討をする2016年度に行う」との表明がありましたが、本年2月の調査報告会では具体的な調査方法は未検討とのことでした。当会は、調査報告会において、2016年度、工法の検討と並行して調査方法を確立し、今年度から記録を取るべきであると要望しました。現在、どのように検討されているのかご説明下さい。
以上


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