大樹町海岸の自然環境の保全に関する質問と要望に大樹町から回答

十勝自然保護協会

2021年07月14日 16:53

 6月9日付の『大樹町海岸の自然環境の保全と「北海道スペースポート」に関わる質問と要望』に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

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樹企商第 253 号
令和3年6月30日


十勝自然保護協会 共同代表 安藤 御史 様
              佐藤 与志松 様

大樹町長 酒森 正人


大樹町海岸の自然環境の保全と「北海道スペースポート」に関わる質問と
要望について (回答)

2021年6月9日付けで送付のありました件について、次のとおり回答いたします。

1 インターステラテクノロジズ (IST)の失火に関して
IST社による、本年4月13日、15日の町有地内における失火について、町としてはIST社に対して原因の究明と、今後は同様の事態を起こさないよう強風時での実験中止や燃焼物の飛散防止等の対策を検討するように伝えております。後日、IST社からは、原因はエンジン部品やディグレクタ周囲の破損物、グラファイトが飛散したことによるものであり、対策として破損物飛散を防ぐためのウォーターカーテンの設置、風速が一定の数値以下であることの実験実施条件への追加などの措置を講じた旨の説明を受けております。
2 「北海道スペースポート」整備計画に関して
①本年度は、航空公園機能拡充のための基本設計業務を行います。この業務では、L1射場及び滑走路延伸に係る実施設計業務を行うための基本的な整備事項を検討するものです。実際の整備場所・方法については、本業務の中で検討し、環境調査についても合わせて実施します。業務期間は令和4年3月31日 までとなっております。
②L2射場の環境影響調査ですが、当初 2020年度での実施を検討しておりましたが、予算等の都合で2020年度に実施できませんでしたので、現時点では、お示しできる情報はございません。同調査については、本年度以降の実施を検討しておりますが、具体的な日程は決まっておりません。

(企画商工課航空宇宙推進室)


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