大樹海岸の自然の保全に関し大樹町長から回答

十勝自然保護協会

2023年12月13日 14:54

 当会の11月23日付の「大樹町の自然の保全に関する要望と質問」に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

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樹 企 商 第 411号
令和5年11月29日


十勝自然保護協会 共同代表 安藤 御 史 様
              佐藤 与志松 様

大樹町長 黒 川  豊  


「大樹町の自然の保全に関する要望と質問」に対する回答について
 2023年11月23日付けで要望・質問のあったこのことについて、次のとおり回答いたします。



1 町道整備計画のカシワ林内直線化部分について
① 道路面を舗装するのであれば透水性の材質を採用することについて
現在計画している避難路整備については、令和6年度に設計を行い令和7年度から2カ年で工事を行う予定です。当該事業については、補助事業を活用し町道として整備することから、その材質等についても様々な面を鑑み検討を進めてまいります。
② 現道について
LC-1射場へのインフラ(電気・水道・ネットワーク)については、現道脇に埋設する予定です。このことから、インフラの維持管理において現道を活用していく予定であることから、現在のところ廃道にする計画はございません。
③ 電線の埋設について
②のとおり、LC-1射場へのインフラについては全て埋設する予定です。

2 スペースコタン社の発言について
 メディア等を通じ耳にされている拡張性については、特定の場所を指しているものではなく、LC-1射場含む周辺の町有地等を想定しているものでありますが、今後の整備に向け具体的に協議を進めているものではございません。
 スペースコタン社としては、会社の存在意義を果たすためにも大樹町の優位性を発信していく必要があるためこのような発言に至っていると考えますが、関係各位に誤解を与えないよう、発言においては十分注意する旨を改めて指導したいと存じます。
 なお、当町としては今後の拡充整備等においても、これまで同様、周辺環境に配慮した事業計画策定に努め、自然環境と共生を図る事業実施に向け検討していきたいと考えております。
(企画商工課航空宇宙推進室)


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