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十勝自然保護協会 活動速報 › ベア・マウンテン

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年06月08日

十勝支庁の不都合な真実

 ベア・マウンテンに野生のヒグマが侵入した件で、飼養許可を出した十勝支庁長に6月2日付で質問書を出したところ、6月4日付で下記の回答がありました。余りに早い回答に驚きました。
 当会は、寄せられた情報をもとに「野生のヒグマがフェンスの間に入り込み、外周フェンス部分から外部に出た」と指摘したのですが、「構造及び飼養の方法について支障無いことを確認し許可しております」とだけ回答してきました。
 このような大人げない対応をするのは、ヒグマの出入り可能なフェンスを許可してしまった「不都合な真実」を隠したいためでしょう。この問題に真摯に向き合う姿勢があるのなら、このような回答はできないはずです。ただし、この回答から当会の指摘を否定できないことが明らかになりました。
 多くの場合、不都合な真実はいずれ白日の下に晒されるというのが歴史の教訓である、と忠告しておきましょう。

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十環生第879号
平成21年6月4日


十勝自然保護協会
会長 安藤 御史 様

北海道十勝長支庁長


「ベア・マウンテン」の飼養許可に関わる質問書について


 平成21年6月2日付けてご照会のあったこのことについて、次のとおり回答します。



 サホロリゾート ベアマウンテンのヒグマ飼養施設については、動物愛護及び管理に関する法律の基準に従い、飼養しているヒグマの逸走を防止出来る構造及び飼養の方法について支障無いことを確認し許可しております。
 なお、事業者においては今回の事案をふまえ、閉園後のゲート部分に野生動物の侵入防止対策として電気柵を設置するなどの措置を講じています。

連絡先 地域振興部環境生活課主査(動物管理)

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:28Comments(0)ベア・マウンテン

2009年06月03日

ベア・マウンテンの飼養許可に関する質問書を送付

 ベア・マウンテンに野生のヒグマが侵入した件で、飼養許可を出した十勝支庁に質問書を送付しました。

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2009年6月2日


北海道十勝支庁長 様

十勝自然保護協会
会長 安藤 御史


「ベア・マウンテン」の飼養許可に関わる質問書


 当会の「『ベア・マウンテン』への野生ヒグマの侵入に関する質問書」(3月10日付け)に対する回答(3月12日付け)で、貴職は、事業者より野生ヒグマがベア・マウンテンの放飼場に侵入したとの報告を受けていたことを認めました。

 当会は、サファリ形式のヒグマ飼養施設である「ベア・マウンテン」の問題点について、ベア・マウンテンの開業前より貴職に文書で指摘してきましたが、貴職からは「北海道動物の愛護及び管理に関する条例施行規則」で定める施設基準に適合しているかを審査し、現地調査を行って適合しているとの判断のもとに許可したとの回答がありました。条例規則における危険動物の飼養許可の施設基準として以下の項目があります。
・危険動物の種類、数、体力、習性等に応じて、さく等を用いた堅固な構造及び十分な強度を有するものであり、かつ、危険動物の逸走を防止できる構造であること。
・さく等は、外部と完全に隔絶できる構造であり、かつ、適当な間隔をおいて二重に設けられていること。
 また、許可に当たって、貴職は「危険動物の飼養許可に関わる付帯条件」をつけたとのことです。この付帯条件には以下の項目があります。
・危険動物の位置、及び行動の把握に努めると共に、放飼場フェンス等による逸走抑止効果が期待できないと判断される行動が認められた場合は、当該個体の行動制限を適正に実施し、必要に応じて放飼を中止すること。
・危険動物の逸走や入場者への危険発生につながる、施設の強度不足、及び危険動物の問題行動の多発等が認められた場合は、申請者は直ちに十勝支庁長に報告するとともに必要な措置を講ずること。

 これらのことは、フェンスはヒグマが通り抜けることができない強固な構造でなければならないことを示しています。また、ヒグマがフェンスを通り抜けてしまった場合、申請者は直ちに貴職に報告し、適切な措置をとらなければなりません。
 当会の3月10日付け質問書に対し、貴職は、侵入した野生ヒグマがどこから退去したか回答していませんが、当会には野生のヒグマがフェンスの間に入り込み、外周フェンス部分から外部に出たとの情報が寄せられています。このことは外周フェンスが基準を満たしていなかったことを意味します。しかし、事業者のとった措置は「ゲート部分に電気柵を設置する」というものであり、フェンスの強化ではありません。したがって、「北海道動物の愛護及び管理に関する条例施行規則」で定める施設基準に則りフェンスの強化をしない限り、本事業の許可を取り消すべきであると考えます。
 このことについて、貴職の見解を6月16日までに回答してください。

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:10Comments(0)ベア・マウンテン

2009年03月29日

ベア・マウンテン問題 十勝支庁からの回答

ベア・マウンテンに野生のヒグマが侵入した問題で3月10日付けで送付した質問書に対し、以下の回答がありました。

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十勝生第3768号
平成21年3月12日


十勝自然保護協会
 会長 安藤 御史  様

                                  北海道十勝支庁長

「ベア・マウンテン」への野生ヒグマの侵入に関する質問書について

 平成21年3月10日付けでご照会のあったこのことについて、次のとおり回答します。


 平成19年11月7日、加森観光株式会社から施設サホロリゾート ベアマウンテン放飼場で熊の足跡が発見されたとの連絡が十勝支庁にあった。
 熊を直接目撃していないため、個体の大きさ等については不明である。
 再度、足跡等が確認された場合には連絡するよう指示しています。
 その後、施設周辺での出没は確認されていません。
 なお、事業者はゲート部分に電気柵を設置するなどの措置を講じています。

連絡先 地域振興部環境生活課主査(動物管理)
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 13:25Comments(0)ベア・マウンテン

2009年03月11日

ベア・マウンテン問題で質問書を送付

新得町サホロのサファリ形式のヒグマ飼養施設「ベア・マウンテン」について、十勝支庁に以下の質問書を送付しました。

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2009年3月10日


北海道十勝支庁長 様

十勝自然保護協会
会長 安藤 御史


「ベア・マウンテン」への野生ヒグマの侵入に関する質問書


 当会は、サファリ形式のヒグマ飼養施設である「ベア・マウンテン」について、ベア・マウンテンの開業前より、施設の安全上の問題点などを貴職に指摘してきました(2006年 4月4日付、4月22日付、5月12日付文書)。
 この施設に野生のヒグマが侵入したとの情報が最近、当会に寄せられました。そこで、当会が担当職員に電話で確認しましたところ、その事実を認めました。
 このような野生ヒグマの侵入は、人命に関わる問題であると同時に、侵入個体の駆除という自然保護上重大な問題をはらんでいると考えます。よって、事実関係を把握するため、次の質問をいたします。3月25日までに回答くださいますようお願いいたします。

質問1.施設管理責任者からの通報があった場合は、その日時を回答してください。
質問2.野生ヒグマの侵入日時および侵入から退去までのルート、侵入個体の大きさ性別など通報内容を回答してください。
質問3.この事態を受けて貴職が事業者を指導した場合は、その指導日時と指導内容を回答してください。
質問4.事業者から再発防止策が提出されていれば、その内容を回答してください。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 10:22Comments(0)ベア・マウンテン