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2018年01月21日

2016シンポジウム記録集『十勝の自然を考える ~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~』を出版

 一昨年2016年12月3日に行われたシンポジウム『十勝の自然を考える ~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~』の記録集を出版しました。

 矢部和夫氏(札幌市立大学教授)『十勝海岸の2つの自然草原 ~湿原と海岸草原の特徴と希少性~』、藤山広武氏(十勝の自然史研究会会長)『十勝海岸湖沼群の成り立ち』、百瀬邦和氏(特定非営利活動法人タンチョウ保護研究グループ理事長)『十勝海岸の水鳥類 ~タンチョウ・ガンカモ類・シギチドリ類~』、白井温紀氏(一般社団法人湿原研究所事務局長 タイキ・フローラ世話人)『当縁湿原の植物 ~市民調査から~』の講演(スライド含む)と持田誠氏(浦幌町立博物館学芸員)の司会によるパネルディスカッションを採録しています。

 十勝海岸はさまざまな開発が進み、その貴重な自然が危うくなっています。十勝海岸の湿地湖沼や海岸線に関わる植物・鳥類・地質の入門書としても最適です。

A4版:41ページ  頒価:500円
購入希望の方は「ゆうメール」で郵送します。

1冊分:500円+送料180円  2冊分:500円+送料300円を、当会の郵便振替口座に入金してください(通信欄に「記録集○冊希望」と明記。手数料は本人負担でお願いします)。

郵便振替口座:02790-2-34008  加入者名:十勝自然保護協会

 なお、次の施設でも取り扱っています。
・エコ・ネットワーク(札幌市北区北9西4エルムビル8階)
・帯広百年記念館〈友の会扱い〉(帯広市緑が丘2)
・ひがし大雪自然館(上士幌町ぬかびら源泉郷)
・足寄動物化石博物館(足寄町郊南1丁目29番25)
  

Posted by 十勝自然保護協会 at 20:33Comments(0)お知らせ

2016年11月19日

シンポジウム 十勝海岸の自然を考える

シンポジウム十勝海岸の自然を考える
        ~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~


 道東海岸線の一角を占める南北に長い十勝海岸は、貴重な自然海岸線と海岸湖沼・湿地が残り、生物多様性保全の面からも貴重な位置にあります。しかし、その重要性や科学的な調査研究の成果は、広く一般に知られていない現状にあります。将来に渡って十勝海岸の貴重な自然を継承していくため、現状と課題を整理し広くその重要性を広める事を目的に、この地域で様々な分野で調査研究している個人・グループ・団体の皆さんにその貴重さを語っていただき、「いま十勝海岸はどうなっているのか?」「どう保全していくべきなのか?」を考える場として、シンポジウムを開催します。
 ぜひ、お誘いあわせのうえ、ご参加ください。

***


2016年12月3日(土) 13:30~16:30(13:00開場)
とかちブラザ視聴覚室(帯広市西4南13)
申し込み不要 資料代500円
*会場の駐車場の収容台数は少ないのでできるだけ公共交通機関をご利用ください。

講演(各分野からの報告)
札幌市立大学教授 矢部和夫
 『十勝海岸2つの自然草原 ~湿原と海岸草原の特徴と希少性』
十勝の自然史研究会会長 藤山広武
 『十勝海岸湖沼群の成り立ち』
タンチョウ保護研究グループ理事長 百瀬邦和
 『十勝海岸の水鳥類 ~探鳥・ガンカモ類・シギチドリ類~』
湿原研究所事務局長 タイキ・フローラ世話人 白井温紀
 『当縁湿原の植物 ~市民調査から~』

総合討論
司会   持田誠氏(浦幌町立博物館学芸員)
パネラー 矢部和夫氏、藤山広武氏、百瀬邦和氏、若原正博氏(植物研究家)、白井隆氏(湿原研究所所長)

主催 : 十勝自然保護協会
協賛 : 一般社団法人北海道自然保護協会、一般社団法人湿原研究所、特定非営利活動法人タンチョウ保護研究グループ、地球環境を守る十勝連絡会
後援 : 北海道十勝総合振興局、北海道教育庁十勝教育局、浦幌町教育委員会、豊頃町教育委員会、大樹町教育委員会、広尾町教育委員会、幕別町教育委員会
  

Posted by 十勝自然保護協会 at 22:39Comments(0)お知らせ

2015年03月28日

トムラウシ地熱発電を問うシンポジウムと講演会

 トムラウシはわが国最大の国立公園、大雪山国立公園の中央部分に位置し、全国から登山者や秘境に魅力を感じる観光客が毎年多数訪れる全国でも有数な生物多様性・希少性に恵まれたところです。
 当会は昨年10月、地元の自然団体である新得おもしろ調査隊・十勝川源流部を考える会、さらには日本自然保護協会、北海道自然保護協会、北海道自然保護連合、大雪と石狩の自然を守る会とともに、関係官庁に「地熱発電計画中止の要望書」を提出しました。
 トムラウシの地熱発電の問題点を広く知ってもらうため、シンポジウム(新得町)と講演会(帯広市)を開催いたします。多くの方の参加をお待ちしております。

2015年4月18日(土) 13:00~16:30 申込不要・参加費無料
 シンポジウム「 大雪山国立公園トムラウシの地熱発電計画を問う」
 場所 新得町公民館 中ホール (新得町4条南4丁目)    
 主催 新得おもしろ調査隊・十勝川源流部を考える会・
     十勝自然保護協会

 第一部 講演
   「地質学から見た地熱発電」
     在田一則 氏(一般財団法人 北海道自然保護協会 会長)
   「地熱発電の仕組みと白水沢の現状」
     寺島一男 氏(大雪と石狩の自然を守る会 代表)
   「国立公園における地熱開発の規制緩和の経緯と問題点」
     辻村千尋 氏(公益財団法人 日本自然保護協会 保護部主任)
 
 第二部 全体ディスカッション
    講演者・会場の皆さんによる討論

2015年4月19日(日) 13:30~15:00  *申込不要・参加費無料
 講演会 「国立公園における地熱開発の規制緩和の経緯と問題点」
 講師 辻村千尋 氏(日本自然保護協会 保護部主任)
 場所 とかちプラザ 視聴覚教室 (帯広市西4条南13丁目1番地)
 主催 十勝自然保護協会
     

Posted by 十勝自然保護協会 at 16:35Comments(1)お知らせ

2014年04月04日

講演会「国立公園における地熱発電を考える」のお知らせ

 十勝川源流部原生自然環境保全地域のすぐ近くの大雪山国立公園トムラウシ地区で、電源開発株式会社が地熱発電施設の建設を計画しています。森林を大きく切り払って建設する地熱発電は大雪山国立公園の自然環境と調和できるのでしょうか。
 大雪山国立公園白水沢での地熱発電問題に取り組んでいる、大雪と石狩の自然を守る会代表の寺島一男氏に地熱発電の問題点について講演していただきます。
 多くの方のご来場をお待ちしています。

講師 寺島一男氏(大雪と石狩の自然を守る会代表)

演題 「国立公園における地熱発電を考える」

日時 2014年4月19日(土)13:30~15:00(開場13:15)

会場 とかちプラザ 視聴覚室
       帯広市西4南13  電話0155−22-7890    無料駐車場有

参加費無料

主催 十勝自然保護協会・新得おもしろ調査隊・地球環境を守る十勝連絡会

  

Posted by 十勝自然保護協会 at 20:24Comments(0)お知らせ

2011年11月18日

クライメットJの賛同団体になりました

 十勝自然保護協会は、温暖化防止公害調停を申請する「クライメットJ」の賛同団体になりました。
 温暖化防止公害調停とは、電力会社など10社(東京電力ほか電力9社及び電源開発)を相手に、二酸化炭素の削減を求める公害調停を起こすというもの。この公害調停は3月11日に東日本大震災が起きる前から提唱されており、当初は二酸化炭素排出量を2020年までに1990年比で46%削減することを求める予定でした。しかし、原発事故を受けて原発による発電量を減少させる必要があり、それまでは火力発電に頼らなければならないとの現実も踏まえて1990年比29%の削減を求めることになりました。弁護団長は日本環境法律家連盟理事長の籠橋隆明弁護士で、全国の弁護士が弁護団に名を連ねています。
 電力会社に対して削減を求めるのは、電力会社などのエネルギー転換部門は直接排出量の三分の一を占めているからです。ここが変わらなければ、温暖化防止について世界に対する責任が果たせないという考えに基づいています。
 我が国では、公害紛争の迅速・適正な解決を図るために、裁判所等による司法的解決とは別に「公害紛争処理法」に基づく公害等調停委員会による公害紛争処理制度が設けられています。クライメットJの公害調停とは、この制度を利用したもので、訴訟に比べ、①専門的知見の活用、②機動的な資料収集・調査、③迅速な解決、④低廉な費用、などの特徴があるとのことです。
 申請人には誰でもなれます。現在、日本中から申請人を募集しているほか、温暖化で深刻な被害を受けるツバルやイヌイット、ミクロネシアの人たち、そしてシロクマも予定しています。
 詳しくは、クライメットJのホームページ(http://climate-j.org/)をご覧ください。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 14:04Comments(0)お知らせ

2008年10月29日

とかち・市民「環境交流会」2008のお知らせ

 11月9日に、とかち・市民「環境交流会」2008(帯広市環境保全推進会議・帯広市主催)が開催されます。

 この環境交流会は、十勝で環境問題に関わる活動をしている団体や個人が活動を報告するもので、今年で7回目になります。

 当会は「国立公園の自然破壊」と題して、大雪山国立公園の特別地域で風倒木処理として行われた大規模な皆伐について画像をつかって発表します。新聞やテレビでも報道され、国立公園での伐採や風倒木処理のあり方が問われた問題です。また、「東大雪と十勝の森林伐採」ということでパネル展示も行います。

 お近くにお住まいの方はどうぞおいでください。

*     *     *


日時: 11月9日(日) 9:30~17:00
    *当会の発表は14:15~14:30

ところ: とかちプラザ 大集会室・アトリウム
     (帯広駅南口前)

(M記)
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 22:31Comments(0)お知らせ

2008年10月09日

「山のみち地域づくり交付金」事業の意見交換会のお知らせ

ハンドルネーム Y です。
はじめて投稿します。

今日は、「山のみち」についての意見交換会のお誘いをさせていただきます。



独立行政法人 緑資源機構が実施してきた緑資源幹線林道事業は、
皆さんご存知の通り、平成19年に緑資源機構が廃止され、現在「山のみち」と名前を変えて、事業を進めるか中止にするか・・・どっちにするか決定していない状態です。

事業を進め道路を開通させるためには、多額の費用がかかり、さらにもっと多くの自然が失われることになります。
開通工事に必要な多額の費用は、地域住民が負担することになります。face08face08face08

このことについて、北海道が「意見交換会」
を企画しています。

詳細は、

www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/77605618-EFF9-44BC-9D84-9A6DA4A30DD2/0/yamanomichi.pdf

で見ることができます。

市民の声を直接届けに行きませんか?icon16icon88





  

Posted by 十勝自然保護協会 at 12:31Comments(0)お知らせ