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十勝自然保護協会 活動速報 › 大樹町航空宇宙開発

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2018年09月22日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる質問についての回答

 大樹町海岸の自然環境の保全に関する質問書に対し、以下の回答がありました。

********************


樹住民第887号
平成30年9月14日


十勝自然保護協会
 共回代表 安藤御史 様
      佐藤与志松 様

大樹町長  酒森正人


   大樹町海片の自然環境の保全に関わる質問
   ~IST社の口ヶツト打上げに関連して~
 2018年9月1日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答いたします。



1 機体本体は実験場内のコンケリート部分にとどまっており、部品や破片が一部周辺に飛散しました。回収にあたっては大樹町役場の立会いのもと車両等重量物を使川せず人力によることとし.そのように実行されました。
2 「当縁湿原を含む十勝海岸湖沼群が貴重な資源と考えている」ことは、先に回答したとおりであります。今後、実験場の拡張および移転を含めた機討にあっては、この点に十分配慮してまいりたいと考えております。

(住民課住民活動係:6-2116)

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 10:21Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2018年09月22日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる質問

 大樹町長に以下の質問書を送付しました。

********************


2018年9月1日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会 共同代表  安藤 御史
      佐藤与志松

 
大樹町海岸の自然環境の保全に関わる質問
~IST社のロケット打ち上げに関連して~


 十勝海岸は、その湖沼群が環境省の「重要湿地」に選定され、また、海岸草原・カシワ海岸林・自然海岸・水鳥類大規模飛来地などがあることから「北海道自然環境保全指針」において「保全を図るべき自然地域(すぐれた自然地域)」に指定されています。当会は、このような十勝海岸の自然の貴重さを後世に伝えることが重要であるとの立場で広く保全を訴えています。
 去る6月30日、インターステラテクノロジズ(以下IST)社はロケットの打ち上げに失敗し、落下炎上した機体の一部が実験場周辺に飛散しました。当会は翌日実験場周辺の視察を行いましたが、一部の植生では高熱の飛散物により焦げた跡が確認されました。飛散方向が湿原側ではなかったとはいえ実験場周辺は海岸草原であり、浜大樹海岸に特異的にみられるガンコウランも生育しているところです。
 当会はすでに2016年9月17日付「当縁湿原とその周辺の自然環境の保全に関わる要望書」において、IST社の姿勢制御実験機体回収時の植生破壊、司令所建設地選定などをめぐり、今回のようなロケット打ち上げ失敗を想定して次のような懸念を表明しています。
 「…万が一、発射時・発射後に爆発し破砕部が飛散したとき破砕部が500m飛散するとすれば当然湿原内に落下する。その場合、湿原に入って回収するのか。微小なものまで回収できるのか。…」
 これに対してはそのようなことは想定していないとの見解でした。
 今回の落下炎上の件に関わり、事後、当会役員が貴町担当職員と面談し状況などの説明を受けるとともに、当会の要望を口頭で伝えているところですが、改めて書面を提出いたしますので、ご検討いただきたく存じます。ご多忙とは存じますが、9月16日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。

1 IST社に対しては今回の件に関し事後どのような指導を行ったのでしょうか。また、それに対するIST社の対応をご教示ください。
2 IST社は、今後、次の段階としてロケットを大型化していくとの情報をうかがいました。
 現在の実験場で事業を進めるならば必然的に場所の拡張が想定されますが、周辺の海岸草原・湿原植生への影響が現在より大きくなります。さらには、万が一の事故による今回のような被害が引き続き懸念されます。
貴職は、2016年6月23日付、当会の要望書への回答のなかで「当縁湿原を含む『十勝海岸湖沼群』が環境省の『生物多様性の観点から重要度の高い湿地』に選定されていることも承知しておりますし、貴重な資源と考えているところでもあります。」との重要な認識を示しておられます。
 今後「航空宇宙産業基地構想の推進」と「自然環境の保全」の両立をどのようにして行かれるのでしょうか。両立が難しい場合の実験場の移転を含めご見解をうかがいたく存じます。
 
以上


  


Posted by 十勝自然保護協会 at 10:17Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2018年03月17日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望についての回答

 大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望書に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民 第169号
平成30年3月9日


十勝自然保護協会
共同代表 安 藤 御 史 様
     佐 藤 与志松 様

大樹町長   酒 森 正 人


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望について(回答)


 2018年2月22日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答いたします。



 この度ご要望のありました3点について、回答させていただきます。
1 「環境調査」に関して
(1)植物調査
 2018年度も継続し、浜大樹地区の植物調査を実施する予定としています。
(2)鳥類調査
 2017年12月に開催された貴協会主催のシンポジウム「十勝海岸の自然を考える~湿地・湖沼・海岸線の現状と将来~」でのご報告を受け、大樹町の臨海部も渡りの中継地として重要な地域であることを認識しております。過去20年でシギ・チドリ類が、減少しているとのご報告もありましたので、渡り時期の調査を実施する予定としています。
 また、夜間に活動するクイナやヨシゴイ等の潜行性の鳥類の把握が出来ていないことが課題として挙げられていましたので、繁殖期の夜間調査を実施する予定としています。
(3)水質調査
 射場の規模や必要な設備等を検討している状況です。射場整備の内容が確定するには、まだ検討を要しますので、方針が決まり周辺の水域への影響が予測される場合には、水質調査の実施を検討していきます。
 なお、臨海部の水質の現況については、生花苗沼等で研究機関が実施した調査結果内容を入手し、把握したいと考えております。

2  IST社の指令所等の設備に関して
(1)について  今後、ハンノキが萌芽した場合の枝打ち等は、必要最小限となるように指導してまいります。
(2)について  敷設したケーブルの一部が湿生草原内を通過していますが、保守点検等で立入ることは少なく、裸地が生じることはないと考えています。今後、ケーブルの再敷設等を行う際には、湿生草原内の関連を考慮するよう指導してまいります。

3  1ST社の次期ロケット発射時期に関して
 報道にありました次期ロケット発射時期について、現時点では確定しておりません。準備作業も含め、実験場周辺では周辺環境に十分な配慮をするよう指導してまいります。

(住民課住民活動係:6-2116)
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 15:27Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2018年03月17日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望

 大樹町長に以下の要望書を送付しました。


********************



2018年2月22日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会 共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望


 十勝海岸は、その湖沼群が環境省の「重要湿地」に選定され、また、海岸草原・カシワ海岸林・自然海岸・水鳥類大規模飛来地などがあることから「北海道自然環境保全指針」において「保全を図るべき自然地域(すぐれた自然地域)」に指定されています。当会は、このような十勝海岸の自然の貴重さを後世に伝えることが重要であるとの立場で広く保全を訴えています。
 当会は、昨年6月6日付で、貴職あてに大樹町海岸の自然環境の保全に関わり、日本工営株式会社札幌支店に委託している「大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響評価の実施業務(以下環境調査)」について、また、インターステラテクノロジズ(以下IST)社のロケット打ち上げに関わる設備について要望書を提出し、同年6月19日付で、貴職より回答をいただきました。
 その後、この件に関わり、当会役員が貴町担当職員と複数回面談し環境調査の進捗状況などの説明を受けるとともに、当会の要望を口頭で伝えているところですが、改めて書面を提出いたしますので、ご検討いただきたく存じます。ご多忙とは存じますが、3月9日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。

1 「環境調査」に関して
 最終年度になる2018年度の調査について、すでに終了した2017年度調査の状況から次の点を要望します。
(1)植物調査
 とくに当縁湿原を有する「浜大樹地区」については、重要種が極めて多く生育するので十全な調査を要望します。
(2)鳥類調査
①当初計画では、ガン・カモ類の調査を、渡り時期に行うことになっていますが、十勝海岸には、シギ・チドリ類も飛来します。この点についても、十全な調査を要望します。
②夜間に活動する湿原性の鳥類重要種についても十全な調査を要望します。 
(3)水質調査
 当初計画では水質調査の実施が明確になっておりません。該当地区の河川・湖沼について水質調査を要望します。

2 IST社の司令所等の設備に関して
(1)司令所から射場を見通すために一定の範囲内で伐採したハンノキ類について
 ハンノキ類が生育する湿原境界域が乾燥していく恐れとそれにともない湿原外の植物、ミヤコザサの繁茂や外来種の侵入が懸念されます。今後、ハンノキが萌芽した場合、必要最小限の枝打ちにすべきです。
(2)射場までのケーブルの敷設にについて
 湿生草原(湿地)の縁、カシワ林に沿う乾生草原にケーブルが敷設されましたが、一部が湿生草原内を通過しています。湿生草原およびカシワ林に沿う乾生草原には貴重種が少なくありません。保守点検等のため裸地が生じ、環境への負荷が増大する懸念があります。当会が敷設前に求めたカシワ林内への移動を要望します。

3 IST社の次期ロケット発射時期に関して
 今春、発射するとの報道がありますが、射場周辺は多数の野鳥の生息地であり、この時期は繁殖期に当たります。とくに湿原周辺に生息する国指定天然記念物タンチョウは抱卵期ないし幼鳥歩行期に相当します。人の接近や騒音に対して敏感になっている時期です。十全な配慮をすべきです。
 
以上
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 15:16Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年07月15日

大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望についての回答

 大樹町海岸の自然環境の保全に関する要望に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民 第629号
平成29年6月19日


十勝自然保護協会
共同代表  安藤 御史 様
        佐藤与志松 様

大樹町長 酒森正人
 

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望について(回答)


 2017年6月6日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答いたします。



 この度ご要望のありました2点について、回答させていただきます。
1 「環境調査報告書(文献調査・環境影響評価計画の立案)」に関して
(1)について
 文献調査は、出版物等であって一般に入手可能な文献等の中から、大樹町に該当する物を対象に収集・整理したものと聞いております。ご指摘をいただきました「十勝海岸に関する重要な論文等」をご教授頂ければ、再整理をするよう指示したいと考えます。
(2)について
 今後、水域での調査を行うにあたっては、抽水植物・沈水植物に十分に留意して調査を行うとともに、水質調査の実施についても検討いたします。
 また、インターステラテクノロジス株式会社(以下、IST社)が実験を行っている射場600m範囲については、可能な範囲で調査を実施したいと考えます。
(3)について
 文献調査で除外しておりました「蘇苔類」についても対象とし、再整理をするようにしたいと考えます。また、今後の現地調査にあたっては、ミズゴケ類の調査についても検討いたします。
(4)について
 浜大樹海岸のカシワ林は長い風雪に耐えた貴重なものと理解をしております。 今後、計画検討を進めるにあたって、カシワ林の伐採については最小限の範囲に留める計画とするとともに、保存について十分に配慮するようにいたします。
(5)について
 IST社には、司令所や関連設備の設置にあたり、「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」に対し、十分に配慮するように指導いたします。
 平成28年度に検討した調査検討項目は、文献や自然条件・社会条件等から絞り込んで選定したものと聞いております。今後、現地調査を実施する際には、「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」についても重要な地形として留意して確認をしていくとともに、事業実施区域周辺で確認されるようであれば、十分に配慮するようにいたします。

2 IST社の指令所等の設備に関して
(1)について
 指令所から射場を見通すための樹木伐採においては、ご要望のようにハンノキ類について最小限に留めるよう配慮のうえ、既に町が実施し完了しております。
(2)について
 射場までのケーブル設置については、湿地内を通ることなく、カシワ林内を経路とする計画と聞いております。
 IST社には、計画に沿って可能な範囲で配慮するように指導しております。

(住民課住民活動係)


  


Posted by 十勝自然保護協会 at 21:07Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年07月15日

大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望書

 大樹町海岸の自然環境の保全に関して、大樹町長に以下の要望書を送付しました。

********************


2017年6月6日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会 共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


大樹町海岸の自然環境の保全に関わる要望


 本年4月25日付で、貴職より送付いただいた「平成28年度 大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響調査の実施業務」として日本工営株式会社札幌支店が行った環境調査報告書(抜粋)とインターステラテクノロジス(以下IST)社のロケット打ち上げに関わる設備の計画書について、5月17日に当会役員が貴町担当職員と面談し説明を受けました。その際、当会の要望を口頭で伝えましたが、改めて書面を提出いたしますので、ご検討いただきたく存じます。ご多忙とは存じますが、6月20日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。

1 「環境調査報告書(文献調査・環境影響評価計画の立案)」に関して
(1)複数の専門家によれば、文献リストには十勝海岸に関する重要な論文等が記載されていないとのことです。文献は今後の調査の基礎にもなりますのでさらに調査収集いただきたく存じます。
(2)大樹町海岸の自然環境の特徴は湖沼群と湿原です。水域の調査に当たってはとくに抽水植物・沈水植物の調査を重視することを要望します。また、水質の調査も合せて行うべきです。とくに多目的航空公園周辺の環境調査については、湿原およびその周辺を十分に行うよう改めて要望します。現在IST 社が実験を行っている少なくとも600m範囲内(発射時の退避域)には貴重種も多く生育していますので十分な調査が必要です。
(3)「文献調査で確認された動植物」には「蘚苔類」がリストから除外されています(4-38 注2)。湿原の状況を把握するにはミズゴケ類の調査を欠かすことはできません。調査項目に加えることが必須であると考えます。
(4)浜大樹海岸の長大なカシワ林は他に類を見ない貴重なものとされます。法律上、滑走路維持のための必要な伐採が既におこなわれたとはいえ、記載にあたっては長大なカシワ海岸林の一部であることを踏まえた十分な配慮がなされるべきです。当該箇所の伐採は連続する生態系の分断になることから最小限の伐採に留めるよう要望します。
(5)航空公園東側のIST社司令所予定地周辺のバンクスマツ南側一帯には寒冷地形の「十勝坊主(凍結坊主・アースハンモック)」があることが最近、専門家の調査によって明らかになりました。近年、開発などにより極めて限られた地域にしか見られない貴重な地形であり、「4-67 表-4.33 調査検討項目の選定」において「事業実施区域及びその周辺には、重要な地形及び地質は存在しないため、対象としない」との記載は修正されるべきです。北海道では最も南に位置する十勝坊主と考えられ、更なる継続的な調査が必要とされますので、保全に十分な配慮を要望します。

2 IST社の司令所等の設備に関して
 (1)司令所から射場を見通すために一定の範囲内のバンクスマツ等を伐採するとのことでしたが、延長上にある湿原境界域のハンノキ類についての記載が不明確です。視界確保のために計画区域外のハンノキ類を対象にするならば、林床の状態から過度な伐採は避けるべきであり必要最小限の枝払いにすべきです。
 (2)射場までのケーブルの敷設にあたってルートの詳細が計画書にはありません。もし直線であるとすれば湿地内(湿生草原)を通過することになります。湿生草原およびカシワ林に沿う乾生草原には貴重種が少なくありません。ケーブル敷設により、保守点検等のため裸地が生じ、環境への負荷が増大するので、この一帯を避けて敷設すべきです。また、前述した十勝坊主群が司令所東側に存在しますので避けるべきです。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:54Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年03月11日

十勝海岸の自然環境保全について知事からの回答

 2月20日付の「北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問」に対し、北海道知事より以下の回答がありました。

********************

科技第510号
平成2 9年3月8日

十勝自然保護協会 様

北海道知事 高橋 はるみ
(公 印 省 略)

「北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問」について(回答)


 平成2 9年2月2 0日付けで照会いただきました件につきまして、次のとおり回答いたしますので、御理解のほどよろしくお願いします。

<回答>
 照会のありましたイメージ図は、北海道スペースポート研究会事務局がスペースポート構想の検討を進めるため、大樹町内の多目的航空公園に設置されている既存の滑走路を活用することを基本として、その滑走路の位置と安全性等を考慮した一定距離を取り、射場を配置することとして作成したものであると承知しています。
 今後、スペースボート構想の検討が進められるに当たり、道としては、スペースポートの設置者自らが生物多様性の保全が図られるよう、事業活動に努めるものと認識しております。



                      経済部産業振興局科学技術振興室
                      産学官連携グループ
                      TEL: 0 1 1 - 2 0 4 - 5 1 2 7

                      環境生活部環境局生物多様性保全課
                      生物多様性戦略グループ
                      TEL: 0 1 1 - 2 0 4 - 5 9 8 7

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:35Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年03月08日

「環境影響調査」に関わる要望への回答

 2月20日付けの『「環境影響調査」に関わる要望』に対し、大樹町長から以下の回答がありました。

********************


樹住民第180号
平成2 9年2月2 7日

十勝自然保護協会
 共同代表 安 藤 御 史  様
        佐 藤 与志松  様

大樹町長 酒 森 正 人


  「環境影響調査」に関わる要望について(回答)
 2 0 1 7年2月2 0日付けで送付のありましたこのことについて、次のとおり回答します。



 この度ご要望のありました2点について、回答させていただきます。

1 (1)について
 平成2 8年度の事業完了後、提示いたします。

2 (2)について
 各年度において契約締結後に、お伝えいたします。
 なお、平成2 9年度及び平成3 0年度に実施する現地調査の調査対象範囲につきましては、以前に当町から回答しておりますとおり「多目的航空公園周辺及び十勝海岸湖沼群、当縁湿原の沼沢湿原と低層湿原等」の範囲を調査するものでありますが、その範囲全体を詳細に調査するには、計画している事業規模以上の時間と費用が必要になると考えております。
 このことから、今回の現地調査は、事業条件(施設設置条件、土木関連条件)、自然条件(動物、植物、地形、地質)、社会条件(市街地、保全すべき公共施設など)、法令指定条件などから、数か所のゾーニングを行い、その範囲において調査を実施する予定でおりますが、本調査の結果は当町の貴重な資料となるものと考えておりますので、予算の範囲内で可能な限り、広範囲の現地調査としたいと考えております。

(住民課住民活動係:6-2116)

  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:32Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年02月22日

北海道知事に十勝海岸の自然環境保全について質問書

2017年2月20日付で、北海道知事に十勝海岸の自然環境保全について質問書を送付しました。

北海道の航空宇宙分野の研究開発に関わる質問

当会は、十勝地方の自然を保全し、自然環境の保護育成につとめ、生活と文化向上に貢献することを目的に、さまざまな活動をしています。
 本年1月18日、帯広市において開催された北海道主催「北海道航空宇宙セミナー」において配布されたパンフレットと展示されたパネルに掲載された図(別紙)に関連して質問いたします。
 経済部産業振興局科学技術振興室が編集したパンフレット『国内有数の実験フィールド北海道』の北海道スペースポート研究会の欄にスペースポートのイメージとして日本スペースイメージング作成の図が掲載されています。この図には、既存の大樹町航空公園滑走路以外に何か所かのスペースポートとアクセス道路などが大樹町十勝海岸一帯に描かれています。また、北海道宇宙科学技術創成センターHASTICのイメージ図には、パネルに掲載されたもの以外にも同様なイメージ図がすでに紹介されています(別紙)。
 スペースポートとして構想されたこの一帯には、環境省が「生物多様性の観点から重要度の高い湿地(略称「重要湿地」)」として選定している「十勝海岸湖沼群(当縁湿原および周辺農地,ホロカヤントウ,キモントウ生花苗沼,湧洞沼,長節沼,十勝川河口湿原など)」が存在します。さらにこれにとどまらず、ガンコウランを主体とした風衝草原、希少種の多い海岸草原、長大なカシワ海岸林などのさまざまな植生がこの地域の生物多様性を豊かなものにしています。そして長大な自然海岸は今や貴重なものとなっています。
 提示されたイメージ図には、スペースポートが上記の貴重な自然環境に重なったり、あるいは極めて近接して図示されています。
 北海道スペースポート研究会、北海道宇宙科学技術創成センターには北海道も関与されているとのことから、次の2点について質問いたします。

(1)スペースポートのイメージ位置を決めた根拠は何か。その際、上記の自然環境をどの程度考慮したのか。
(2)上記の自然環境について、北海道として今後どのように保全していく考えか。

ご多忙と存じますが3月9日までに回答いただきたく存じます。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:38Comments(0)大樹町航空宇宙開発

2017年02月22日

大樹町長に環境影響調査についての要望書

2017年2月20日付で大樹町長に環境影響調査について要望書を送付しました。
 
「環境影響調査」に関わる要望

 当会は本年1月19日付で貴職に「大樹町海岸とその周辺の自然環境の保全に関わる質問」を提出し、1月26日付で貴職より回答がありました。
 この回答の中で、環境調査は「平成28年度 大樹町多目的航空公園を活用した地域活性化方策及び施設整備検討調査並びに環境影響調査の実施業務」として、日本工営株式会社札幌支店に委託するとされています。
 このことに関して、2月17日に当会役員が貴町担当職員と面談し説明をうかがい、当会の一定の要望を口頭で伝えましたが、改めて書面で要望いたしますので、ご検討いただきたく存じます。

(1)2016(平成28)年度は「文献調査」とのことですが、調査終了後、参考文献等のリストを含めた報告書をご提示いただきたく存じます。
(2)2017、18(平成29、30)年度には、新たに契約された委託先により現地調査が行われるとのことですが、調査区域と内容が決まり次第ご教示ください。なお、当会は貴職の回答に記載されていた「多目的航空公園周辺及び十勝海岸湖沼群、当縁湿原の沼沢湿原と低層湿原等」が調査対象範囲となるべきであると考えておりますことを申し添えます。

 年度末でご多忙とは存じますが、3月9日までにご見解を回答くださいますようお願いいたします。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 17:22Comments(0)大樹町航空宇宙開発