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十勝自然保護協会 活動速報 › アースハンモックの保全 › とかち帯広空港敷地内のアースハンモック文化財指定に関する再質問書

2021年02月20日

とかち帯広空港敷地内のアースハンモック文化財指定に関する再質問書

 とかち帯広空港敷地内のアースハンモックの文化財指定に関して2020年12月5日付で帯広市教育委員会に質問書を送付しましたが、その回答に対し、再質問書を送付しました。

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2021年2月17日


帯広市教育委員会教育長  池原 佳一 様

十勝自然保護協会共同代表  安藤 御史
佐藤与志松


帯広市泉町とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する再質問

 当会は、2020年10月5日付で貴職あてに「帯広市泉町とかち帯広空港敷地内アースハンモック(十勝坊主)の市文化財指定に関する要望」を提出いたしました。また、当会役員が、10月15日開催の「文化財審議委員会」を傍聴し、10月25日には、文化財担当事務局の担当者と面談をして要望書の趣旨を説明しました。さらに12月5日付で4項目について質問書を提出し、12月24日付で回答(帯教百第118号)を受領いたしましたが、当会の意に反し、個別の回答がなく理解できないところがあります。ついては下記の点についてご説明をお願いいたします。
 年度末のご多忙の時期に誠に恐縮ですが、3月17日までにご見解をいただきたくお願いいたします。


1.「市指定文化財に指定することが適当な文化財については、文化財審議委員会委員の皆様の意見も踏まえながら検討してまいりたいと考えております」と回答いただきましたが、次回の文化財審議委員会で本件を審議すると理解してよろしいのでしょうか。ご教示いただきたく存じます。

2.また、10月25日に担当者と面談した折、「土地所有者が文化財指定の要望を意思表示しない限り市教委は動けない」旨の発言がありましたが、帯広市文化財保護条例第1条には「市にとって重要なものの保存及び活用のために必要な措置を講じ」と明記されていることから、この発言は条例にもとづいた解釈とは言えないと思います。むしろ、意見を受けた段階で、当該事物に対して、市教育委員会としては文化財指定の妥当性について具体的な検討をする立場にあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

3.そもそも、市民が文化財として保存を要望するに当たって、どのような方法をとるべきなのかはどこにも明示されておりません。具体的にどのようにすべきかを文化財行政を担う貴職よりご教示いただきたく存じます。

4.なお、10月15日開催の『文化財審議委員会』では、当会など3団体から要望書が提出されたことが委員の皆様には報告されていますが、配布されてはおりません。配布されない理由をお聞かせください。ぜひ委員の皆様に配布していただくことを要望いたします。

以上


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Posted by 十勝自然保護協会 at 13:59│Comments(0)アースハンモックの保全
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