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十勝自然保護協会 活動速報 › 大樹町航空宇宙開発 › 大樹町海岸の貴重な自然の保全に関する要望書

2016年06月18日

大樹町海岸の貴重な自然の保全に関する要望書

 大樹町で計画されている航空宇宙開発構想に関し、以下の要望書を送付しました。

********************


2016年6月13日


大樹町長  酒森 正人 様

十勝自然保護協会
共同代表  安藤 御史
      佐藤与志松

大樹町海岸とその周辺の貴重な自然の保全についての要望


 当会は、十勝地方の自然を保全し、自然環境の保護育成につとめ、生活と文化向上に貢献することを目的に、さまざまな活動をしています。
 貴町は公式ホームページで紹介されていますように「山並みが美しい日高山脈に囲まれ、日本一の清流歴舟川が流れ」「海岸には原生花園が広が」る「北海道の雄大な自然をまるごと感じることができ」るまちです。このすばらしい自然は次の世代に残すべきものです。
 さて、近年、貴町では様々な航空宇宙に関する取り組みが行われておりますが、「海岸線に広がる原生花園」周辺にロケット射場などを建設するとの構想がマスコミで報じられています。
 大樹町から豊頃町・浦幌町に至る海岸線には、当縁湿原・ホロカヤントウ・生花苗沼・キモントウ・湧洞沼・長節沼・十勝川河口湿原・トイトッキ浜・豊北海岸という湿原・湖沼・海岸草原が連続し、「十勝海岸湖沼群」ともよばれております。そこには、多様な動植物が存在し、独特の生態系が作られています。とくに当縁湿原とその周辺の植物には貴重種が少なくありません。環境省レッドデータブック(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に記載されている絶滅危惧ⅠB類、絶滅危惧Ⅱ類、準絶滅危惧種などが多数確認されています。
 このようなことから環境省は「生物多様性の観点から重要度の高い湿地(重要湿地)」として当縁湿原をはじめとする「十勝海岸湖沼群」を選定しています。
 また、海岸海浜植生、湿原植生だけでなく、強風と濃霧のなかで生命をつないできた自然度の高い長大なカシワ海岸林は林床植物も含め貴重なものです。
 このような自然環境は、ひとたび壊されたならば回復不可能となります。次の世代に残すべきと考えます。今後、航空宇宙開発にともなって予想される新たな射場、アクセス道路および諸建造物設置などについては、周辺自然環境の損失を回避するように計画されることを要望いたします。
 ご多忙とは存じますが、6月24日(金)までに貴職のご見解をいただきたくお願いいたします。




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Posted by 十勝自然保護協会 at 07:19│Comments(0)大樹町航空宇宙開発
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