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十勝自然保護協会 活動速報 › 講演会・学習会 等

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2013年09月23日

講演会「自然保護の科学」開催のお知らせ

 1992年,リオデジャネイロの地球サミットで生物多様性条約が採択され、翌年わが国は生物多様性条約の締約国となりました。その後すべての国内法がこの条約に基づき環境保全を盛り込むよう改正されました。この間、自然保護の科学である保全生態学もおおいに発展しました。法律が整備され、学問も進歩したのですが、自然保護の問題がなくなったわけではありません。長年、十勝の植物を研究してきた紺野教授に、十勝の生物多様性保全のあり方ついて保全生態学の視点からお話ししていただきます。多くの方のご来場をお待ちしています。

10月6日(日)14時~15時30分(開場13時30分)
会場 とかちプラザ 304号室
    帯広市西4南13 電話0155−22-7890
    無料駐車場有

講師 紺野康夫氏(帯広畜産大学教授)
演題 「自然保護の科学 -私の研究遍歴と保全生態学の現在-」

参加費無料
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 19:58Comments(0)講演会・学習会 等

2013年04月25日

カシワ林持続の秘密は萌芽株バンク

 
 若原正博氏の講演会「カシワ林をもっと知ろう」が、4月20日に当会の主催により帯広市のとかちプラザで行われた。会場一杯の80名余りが参集し盛況であった。

 40年ほど前の春、十勝の地にやってきた私の目には、十勝バスの野暮ったい黄褐色の車体と枝に沢山の褐色の葉をつけたカシワが奇異に映った。
 カシワ林に覆われる十勝の洪積台地(段丘面)は、サクセッション(植生の遷移)説からすると、針広混交林や複数の樹種からなる落葉広葉樹林になって然るべきだと思えた。だから陽樹のカシワが純林でありつづけることが不思議でならなかった。当時友人とも議論したがわからぬまま時が過ぎた。
 今回、若原さんの講演を聞いてようやくこの疑問が解けた。カシワ林は林床に1ha当たり1万株もの萌芽株バンクを持っている。林冠を形成する大径木が風害などによって枯死すると、その下にある萌芽株がいち早くその後継樹となる。そこには他の樹種が入り込む余地はない。これがカシワ林でありつづける秘密だったのだ。

 カシワのドングリの生産数はミズナラにくらべるとはるかに少ない。これも以前から気になっていたことである。若原さんの調査地では1ha当たり250本のカシワのドングリ生産数は年当たり5万粒だという。つまり1本のカシワのドングリ生産数は200粒に過ぎないのだ(ミズナラなら、ゆうに10倍を超えるだろう)。あり余るほどの萌芽株があるから、無闇にドングリをつける必要がないということらしい。

 カシワは英名ではDaimyo oak 大名オークという。こんな立派な名前を持っているのだが、材は枕木として使われた。カシワの材質の悪さ、これもかねてよりの疑問であった。先日、小池孝良氏の「銘木を産む広葉樹5種の生産環境」(北方林業2013年4月号)を読んだら、この疑問を解く手がかりが得られた。「ミズナラのような環孔材では、・・・成長がよいと年輪幅が広く、イシナラと呼ぶ硬い材になって、乾燥の過程でひび割れが生じる」というのだ。カシワは、交雑するほどミズナラと近縁な種で、光をさんさんと浴びて育つことが多い。そのため、年輪幅が広く、硬い材となってひび割れやすくなるのだろう。それで高価な家具材としては使えず、枕木の地位に甘んぜざるを得なかったのだ。

 最後に若原さんの印象的な話しを紹介したい。カシワの孤立林は林縁部(エコトーン)と核心部(コア)からなる。林縁部を伐採するだけならカシワ林に大きなダメージを与えないと思う人がいるとしたら、これは間違いで、コア部分にエコトーンができてしまい、コアにも大きな影響を与えるというのだ。物事をきちんと理解しないで、思い込みで伐採するととんでもない過ちを犯すことになる。
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 13:59Comments(0)講演会・学習会 等

2013年04月08日

カシワ林についての講演会

 カシワ林は十勝平野の原風景です。
 身近にありながら貴重な存在となってしまったカシワ林について、私たちはもっとよく知る必要があるのではないでしょうか。
 カシワ林がどのような構造をもち、どのように変化しているか、お話ししてもらいます。
 多くの方のご来場をお待ちしています。

演題 カシワ林をもっと知ろう!
日時 4月20日(土)13時30分~15時
会場 とかちプラザ 304号室 帯広市西4南13 電話0155−22-7890
講師 若原正博氏(植物研究家)
参加費無料
  


Posted by 十勝自然保護協会 at 20:47Comments(0)講演会・学習会 等

2008年11月10日

環境交流会で発表しました 

11月9日(日)・・・帯広駅の南側にある十勝プラザという施設で環境交流会が開催されました。

自然環境に関わりのある活動をしている市民団体や企業が集まり、活動内容の紹介や自然環境に対する問題提起などの掲示や10分ほどの講演を行いました。



会場は、展示会場と講演会場の2つに分かれて作られ、どちらも沢山の人が出たり入ったりしていました。

十勝自然保護協会は、大雪山国立公園の中で行われている森林伐採の現状を、空中写真や実際の伐採現場の写真をまじえながら、その悲惨さを訴えました。

大体40名の方が聞いてくれていました。



残念だったのは、会場の広さの割にスクリーンが少し小さかったこと。
それから、会場が奥のほうにあって、道案内とかがあまりなかったので、会場を探すのに少し苦労したことでした。

展示会場には、体験コーナーが設けられていて「マイ箸づくり」が体験できました。
箸の形に切られた木をもらって、2種類の鑢をかけて受付のお姉さんに持っていくと、蜜蝋でコーティングしてくれてマイ箸の完成!私もチャレンジして、マイ箸を作ってきました。

環境・エコについて、いつもより深く考えることができるいいイベントでした。


写真は、携帯で撮影したもので、あまりきれいではないことをお許し下さい。


(報告者:Y)


  

Posted by 十勝自然保護協会 at 17:59Comments(2)講演会・学習会 等